2019.09.15
松島へ。
よく温泉へ行くが初めて高城町駅に降り立つ。
竹林の向こうは別の世界に繋がっているような道に出くわす。(竹林の谷道とでも言うのでしょうか?)
そこを通り抜け、海に近づくと、潮の香りがぷうとする。
カモメさん。
そして、少し歩いて漁港。
やっぱり散策は楽しい。
自分が普段通っている道でも時間帯が違っていたり、道が一本ズレたりするだけで、別世界が広がる。
自分ではまだ見つけられていない、そこにいる誰かの世界を探す。
これが建築設計を生業にしていくための、僕の永遠のテーマかもしれません。
では。
2019.08.14 須賀川市市民交流センター
前から行きたかった須賀川市市民交流センターへ。
道中雨の中車を走らせる。
高速代をケチって行ったため、約3時間掛けてたどり着いた。
通称「tette」。
ウルトラマンとの握手会?イベントで会場は大盛り上がり。
この建物は確実に人が利用している姿の方が美しい。
多ければ多いほど。
空間の特徴としては各層のボリュームのズレが生じることでテラスや吹抜けへ差異をもたらす。
そして、そのズレによる各空間からの距離感(見る・見られるあるいは聞く・聞こえるなど)がとても良い。
この建物を訪れた人たちは生き生きと。
子どもたちは大はしゃぎで建物内を回遊する。
こんなにも素晴らしい建物がある須賀川市民は羨ましい。
きっと市民の誰もが誇りに思える施設になるのではないでしょうか。
久しぶりに非の打ち所がない、清々しいと思える建物に出会いました。
この建物の見学後は磐梯熱海温泉に寄り、帰宅。
いつか本当に須賀川市市民交流センターのような建物を設計したい。
人々が自分の設計した建物で思い思いに過ごし、笑顔で帰っていくような。
(ちなみに大学の卒業アルバムで将来の夢を20文字で書く欄があり、僕は「みんなを笑顔にすること」と書きました。
多くの友人や後輩からは嘲笑されましたが、建物をつくること、それをつかってもらうことでみんなが笑顔になれたら、僕は幸せだと思います。)
では。